毎日を充実させる日記

何気なく過ごしていた毎日から、ネタを探し出し、文章化することで、文章力の向上を狙いとしたブログ。

いじめの対処

こんな記事を見かけました。

https://www.meijitosho.co.jp/sp/eduzine/opinion/?id=20190035

内容は学校でのいじめに関するもので、いじめっ子の特徴やその対処法に関して書いています。

 

この記事曰く、

いじめっ子は、他の子に好かれたいような子が多い傾向にあり、その子自身をを怒るのではなく、周囲でそれを面白がる子を怒るのが効果的。いじめ自体を面白がらないようにさせることで、主犯格の子は疎外感を感じていじめなくなる。

とのこと。

主題の前に、この筆者は、

今回、私が説明させていただくのはあくまで「よくあるパターン」であり、全てではありません。

としっかり断りをいれてから、記事を書いていますので、曲解のなさらぬように。。

 

話を主題に戻します。

この対処法に関しては、私自身は思いつかない視点でしたので、とても興味深かったです。

こちらから矯正するよりも、自主的に辞めざるを得ない状況を作り出す方が、確かに効果的のように思えます。

しかし、この方法は子供達の関係性を乱すことでいじめをなくす、という方法です。

本人ではなく周囲の子達を怒り、彼らのフラストレーションを溜めることで、いじめを止めるわけですから。

生徒の模範たる教師が、いじめをなくすためとは言え、そのようなことをするのは倫理的にはどうなのでしょうか。

もちろん、いじめっ子の自業自得といえばそうです。

私自身も、この手法は効果的と思いますし、どちらかといえば賛成派です。

しかし、教員が生徒同士の仲を恣意的に乱すようなことが許されるのかは、議論の余地があると思います。価値観の違いな気もしますが

 

ただ、このような方法が現場レベルで求められているとするならば、実際の教育現場の問題解決の困難さが窺い知れます。