M1グランプリ準決勝感想(Aブロック)
めっちゃ久しぶりの投稿です。
先週M1グランプリの準決勝ライブビューイングを見に行ったので、その感想をつらつらと書いていきます。
ウケ具合は映像に入ってる笑い声と、映画館のウケを参考にして書いてます。
Aブロック
○ラランド
ワイルドカードから勝ち上がったコンビ。売れっ子だけあって安定はしていたが、やはりトップバッターだけあって終始ウケが弱かった。ネタの大部分を占める歌の部分があまりハマってなかった印象。しかし、準々決勝のネタはめっちゃ面白かったので来年以降に期待大。
○タイムキーパー
おそらく準決勝のメンバーの中で一番無名のコンビ。この直前の漫才劇場で生のネタをはじめて見たが、ほかの準決勝メンバーも多数いたその回で最も会場を揺らしていたのでかなり期待していた。準決勝でもしっかりウケていたが、劇場版の時ほどの爆発的なウケ方はしていなかった。どちらかと言えば、グルーブ感の強い、受ければ受けるほど連鎖的に受ける盛り上がりがあるネタなので、ハマりきらなかったのかもしれない。しかし結成2年目でこの出来はすごい。型があるわけでもないので、今後の伸び代もまだまだあると思う。
○金属バット
ここ数年で露出が増えた彼らだが、ネタの精度が落ちることはない。むしろここ数年で1番いいネタだったように感じるし、ウケも同ブロックのウエストランドと遜色なかったと思う。内容が彼ららしいブラックな部分が少しあったのが悪かったのだろうか。熱狂的ファンが多いので、敗者復活ではぺこぱと票を争いそうだ。
Aブロック唯一の決勝進出者。ネタは以前もM1予選で見たものだったが、内容はアップグレードされていたものだった。ウエストランドらしさ全開の、井口がひたすら不平不満を垂れ流すネタだが、河野も要所要所でいい味を出しており、その変更点が軒並みウケていた。決勝の煌びやかな舞台での、井口の復讐が楽しみだ。
準決勝常連、今年はキングオブコント決勝進出し、勢いはバッチリ。彼ららしい、一つのアイデアを膨らませるネタ。彼らのネタも直前に劇場で見たが、その時よりも間やキレが良かったように感じた。しっかりウケていたが、爆発的なウケには少し足りない印象。彼らのネタはいつも安定して面白いが、爆発的な笑いにはもうひと展開欲しい気がする。まだ若いので、必ず決勝には進むと思うので楽しみにしている。
○ランジャタイ
個人的に彼らのネタは分からない。何度か理解しようとネタを見漁ってた時期もあったが、難しかった。今回のネタはそんな私でさえ楽しめた分かりやすいネタだった。しかし、一般層に届くにはまだ遠い印象。肩を崩してまでわざわざ寄せる必要はないが、彼ららしさと分かりやすさのバランス調整がうまくいくと、さらに大きな笑いに繋がると思う。
このブロックからはウエストランドのみ決勝進出となりました。個人的には金属バットもいったかと思いました。
Aブロックはやはり、まだ会場が暖まりきってないような印象でしたが、ウエストランドはバッチリ拍手笑いももらってましたので、納得の決勝進出でした。