毎日を充実させる日記

何気なく過ごしていた毎日から、ネタを探し出し、文章化することで、文章力の向上を狙いとしたブログ。

M1グランプリ準決勝感想(Dブロック)

もう気づけば決勝の日になりました。

最後のブロックの感想です。

 

○学天即

今年ラストイヤー、久しぶりの準決勝進出。近年は少し低迷していたが、最後の最後にやってきました。ネタ内容は良くも悪くも学天即らしいネタという印象。既視感のあるワードや件がいくつかあり、ベストアルバム的なネタに感じた。また、奥田が緊張していたのが若干伝わってきて、間が変な部分も所々あった。

ザマンザイ決勝にも行ったことがある実力のあるコンビだっただけに、M1の決勝でも一度見たかった。

 

○ダイタク

数ある双子コンビの中でも、準決勝でも何度か顔を見る彼ら。ネタはよく練られた計算された綺麗な構成が多く、とても器用な印象がある。今回も彼ららしいネタで、受けもそれなりにあったが、例年と比べてそこまで大きくレベルアップした印象はなかった。それだけ常に面白いということなのだが、決勝進出にはもう一皮剥ける必要があるのかもしれない。まだ3年チャンスがあるので、その中では決勝に行きそうだと個人的に思う。

 

○見取り図

3年連続の決勝進出コンビ。最近では貫禄すら感じる彼らだが、今年も安定したウケ量で感心させられる。盛山は本当に声が良い。知名度が高まったのも相まって、何を言っても面白いような雰囲気を纏っている。若干今年は、これまでと比べてサプライズ感は薄いネタだったかと個人的には感じた。見慣れられて損するタイプではないので、決勝ではあまり影響はないとは思うが。

 

○ぺこぱ

今年あれだけ売れても、さらに参加するチャレンジャー。そしてここまでしっかり残り、去年の結果がしっかり実力が伴ったものだと証明してみせた。ネタ自体も、自分たちのネタが浸透したことを逆に利用して、フリとして利用したもので器用さを感じた。当たり前だが、今年もしっかり決勝を本気で狙ってるのが感じられる。知名度や人気、ネタの内容など考えても、敗者復活の第一候補と言えるだろう。

 

滝音

今年KOC決勝に進出した彼ら。本職の漫才でも勢いに乗って決勝進出。とにかくオリジナルワードのパワーで戦うスタイル。これにハマるかどうかで少し評価が分かれると思う(私はめちゃくちゃ好きです)。今年はもちろんウケていたのだが、ワードがあまりハマってない印象を受けた。初見から何度目かが1番面白いタイプのネタだと思うので、さらに強いネタができれば、決勝初進出からの優勝まで狙えるポテンシャルは秘めていると思う。

 

○ニューヨーク

長年期待されていた彼らだが、近年やっと評価され始めてきた。そんな中で今年も貫禄さえ感じる安定感のあるネタで決勝進出。去年の歌ネタとは打って変わって、彼ら特有の毒がふんだんに散りばめられた良いネタだった。炎上が少し怖くなるような内容ではあるが、文句ないくらいウケれば問題ないはずだ。個人的に毒があるネタが大好きなので贔屓目もあるが、最終決戦もあり得るネタだと感じる。

 

○錦鯉

今年の決勝進出組で1番の爆弾。今年のネタも彼ららしいネタであった。が、この準決勝のネタはこれまで見たどのネタよりも強いものだったと思う。準決勝を見た人なら誰も文句がないはず。完全に客の心を掴んでいた。ギャグをする件が何度かあるのだが、もう観客がそのギャグを待っている状態を作り出していた。M1決勝進出史上最年長コンビの苦労人なので、決勝ではハネてほしい。ハマれば最終決戦は余裕とさえ思えるほどの爆発力があるので楽しみだ。

 

 

 

準決勝見た後の決勝進出は以下の通りで、6組当たりました。

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金属バットはあがってもおかしくないウケ量だったと思ったのですが、内容がブラックだったんでしょうか。。。

とはいえ、正解したオズワルド、ニューヨーク、おいでやす、アキナ、錦鯉、マヂラブは見た人なら真っ先にあげるレベルだったので、かなり妥当な選考だったと思います。

決勝の予想は

1位オズワルド

2位錦鯉

3位おいでやす

敗者復活:ぺこぱ

にしときます。オズワルドは本当に近年力つけてるので、最終には残ると思いたい。。!決勝のキラキラした舞台で、ゆったりしたスタイルが通用するのか!?というところでしょうか。

錦鯉は準決勝の再現ができれば、あと出順が最後の方なら、あのバカバカしさでバカ受けする気がする。というかしてほしい。。

おいでやすはどんな状態でもしっかりウケるフォーマットで、小田のツッコミがかなりうまいので割と最終決戦進出はあると踏んでます。

こうして見てみてると、当たらない気しかしませんね。でも今年はかなり実力が拮抗してるような気がします。去年のかまいたち、和牛(敗者復活)のように、最終決戦はかたいと思わせるコンビは1組もいない気がします。良い意味で力が拮抗していて、なおかつ多彩な面子なので、本当に当日の出順と会場の空気が優勝者を選ぶのかもしれません。

今年はどんなドラマが見られるのでしょうか。楽しみすぎです。