必需品総定額サービス時代
今日ニュースを見ているとこんな記事が目に入りました。
どうやら、Appleが定額でゲームをプレイできるサービスを始めようとしているようです。
現在、動画や音楽の定額サービスはかなり一般的になってきているので、ゲームでも普及するかもしれませんね。
ただ、ゲームの定額サービス自体は、今でもたくさんあります。
有名どころとすれば、PlaystationNowですね。
これらのサービスは、PlayStationやPCのソフトが中心ですね。
おそらくAppleの方は、AppStoreの有料アプリが対象になると思われますので、その点では差別化されるような気がします。
個人的にはAppStoreの有料ゲームアプリを欲しいと思うことはあまりありませんが。
このような定額サービスは年々増えてきています。美容室に行った際に、ipadでいろんな雑誌を読めるのに感動しました。
人々の趣向が多様化した昨今ではこのように、ニッチなジャンル同士を一括で販売する方式が合っているのでしょうね。
また、この方式であれば手軽に好きな作品に触れられるので、違法ダウンロードの減少にもつながるでしょう。
今後このような定額サービスがどのように発展していくのかを妄想してみます。
現在の定額サービスの領域は、あくまで娯楽の範囲でしたが、実生活に必須なものまで及ぶようになればどうなるでしょうか。
衣食住で考えてみると
・定額で好きな服を着放題。
・定額でご飯食べ放題(バイキングというよりは、メニューから好きなのを選べる感じ?)
・定額で家具家電付きの多種多様な部屋を、好きな日に泊まれる。(いろんなホテルの部屋に泊まれるイメージ)
ぐらいが考えつきそうです。
案を出してみて思いましたが、これ1つのサービスにできそうですね。
一つの建物内に、それぞれ多種多様な部屋があり、衣類の貸出や食事も準備されている。寮みたい。
今すでに、家具家電付きの部屋はありますが、「衣食」まで備え付けになれば、毎日違う部屋というのも可能ですね。
これが実現、普及すれば、衣類や家具家電、キッチン用品はいらなくなりますから、引っ越しにしても身軽になりますね。
リュック1つで引っ越しして、カンタンに当日から引っ越し前と変わらないように生活できる。学生や若者に流行らんかな。
こう考えてみると、必要なものが定額で享受できるようになれば、どんどんと私有物は減っていきますね。
いつか、全てが定額で利用できるようになって、私有物0の裸の時代がくるかもしれませんね。
ある意味断捨離。