毎日を充実させる日記

何気なく過ごしていた毎日から、ネタを探し出し、文章化することで、文章力の向上を狙いとしたブログ。

M1グランプリ準決勝感想(Cブロック)

前回に引き続き、ライブビューイングで見たCブロックの感想です。

 

○おいでやすこが

新M1になってから初のユニットコンビが準決勝進出、そして初の決勝進出コンビ。本職の大会がなくなった2人の魂がこもったつかみで、一瞬で会場を味方につけた。しかしネタは温情ではなく、しっかり実力でウケていた。こがの器用さに、おいでやすの意外にうまいツッコミ。ハマると問答無用で笑える。幅広くウケるタイプのネタなので、決勝でも一定以上のウケは固いと思う。出順次第では最終決戦も見込めるかも。おいでやすが怒鳴るタイプのツッコミなので、会場の熱量と乖離した時が心配だが多分大丈夫。

ここからCブロックは一気に客が暖まったと思う。

 

○オズワルド

去年の決勝ではミルクボーイの後の出順だったため、世間への印象が薄かった彼ら。しかし、あの決勝以来どの舞台でも爆笑をとってる姿ばかり見る。以前からどのネタもおもしろかったが、とにかく決勝進出後見るどのネタも強い。今年の準決勝も、勢いではなく真正面から実力で笑いをもぎ取ったように感じた。とにかく細かい部分のテクニックが多彩で、どれも面白い。あとは出順に恵まれれば、確実に結果を残してくる安心感がある。個人的には今年1番注目している。

 

ロングコートダディ

今年はKOC決勝進出した彼ら。直前の舞台出番では少しウケ量に不安があったが、準決勝ではしっかりと調整してきた。しかし、少し一辺倒なネタだったのでもうひと裏切りあれば、、というのが終盤ウケ量からも感じ取れた。発想力やワードセンスはピカイチのコンビなので、今後にも期待。

 

○インディアンス

とにかく楽しい漫才。尖ったお笑いファンも、無理矢理力技で正面から笑かしていく姿勢はかっこいい。今年もウケ量にだけで言えば決勝進出しても全くおかしくなかった。これだけ去年からメディア露出をしても、これだけお笑いファンにもウケるのだから、近い未来決勝に返り咲くだろう。

 

東京ホテイソン

コンビ歴5年だが、準決勝は常連のコンビ。いつ決勝に行ってもおかしくなかったが、ついに彼岸の進出。今年のネタも独特なツッコミを武器にした彼ららしいもの。個人的には例年と比べてクオリティに大きな差は感じなかった。それだけ早くからクオリティの高いネタを量産していたと思うので、決勝進出もタイミングの問題だったのかもしれない。一つだけ気になったのは、ショーゴがネタ中のキャラ(話し方)の割にガタイが良すぎる気がする。肩広すぎ。

 

コウテイ

今年のABCチャンピオン。早くから注目されていたが、年々着実に力をつけてきているように感じる。直前の漫才出番でも抜群にウケており、準決勝当日も同様のウケ量だったと思う。最近は下田がツッコミのネタもよく見るようになり、このネタも後半はボケツッコミが入れ替わっていた。スタイルを貫きつつも、試行錯誤しているのがよく伝わる。破天荒なようで、涙脆くて、人間らしいところにも魅力があり、応援したくなるコンビである。

 

Cブロックからは3名が決勝進出。

やはり衝撃はおいでやすこがですね。ユニットコンビですが、ネタはかなりしっかりしてます。R1の悔しさをぶつけて欲しいです。